免疫力の強い味方、日本生まれのラブレ菌

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免疫力の強い味方、日本生まれのラブレ菌

免疫力の強い味方、日本生まれのラブレ菌

日本生まれのラブレ菌は、京都で発見されました。正式な名前はラクトバチルス・ブレビス・サブスピーシス・コアギュランスといいますが、ラクトバチルスのラと、ブレビスのブレをとって、一般にはラブレ菌と呼ばれています。

 

1972年に人工的なインターフェロンの生成を成功させた岸田綱太郎博士は、肝炎やがん患者に処方されたインターフェロンが一定の効果を上げる一方で、副作用に苦しむ人々がいることを憂慮していました。

 

私財を投げうって京都にルイパスツール医学研究センターを設立し、なんとかして人間の体内でのインターフェロン産生を増やすことはできないかと研究を続けているうちに、京都の男性の平均寿命が全国2位であることを新聞で知ります。乳酸菌の免疫力向上効果に注目していた博士は、京都の伝統的な漬物をすべて調べ上げ、伝統的なすぐき漬けに、インターフェロンを活性化する乳酸菌を見つけたのです。

 

すぐき漬けは、柴漬け、千枚漬けと並んで京都の三大漬物と呼ばれています。すぐき菜は上賀茂神社が発祥とされ、350年前から古文書に名前が登場する京都の伝統野菜。これを塩水で一晩、塩で7日漬け、室で8日間保温し乳酸発酵させると、すぐき漬けができあがります。

 

爽やかな酸味が日が経つにつれて強い酸味に変わっていく、本格的な乳酸発酵漬物です。乳酸発酵の漬物にはドイツのザウアークラウトやキムチ漬け、中国のザーサイ、インドのチャツネ等があり、それぞれに植物性乳酸菌が含まれていますが、インターフェロンを活性化させることができるのは、日本のすぐき漬けの乳酸菌です。

 

ラブレ菌の特徴

 

インターフェロンは、動物の体内に異物が入ってきたときに細胞が分泌するたんぱく質です。これが分泌されると、マクロファージやNK(ナチュラルキラー)細胞等が元気になり、ウィルスの増殖や炎症を抑えたり、抗腫瘍作用を発揮します。

 

ラブレ菌は体内でのインターフェロンの生成を活発化させる働きを持っているので、免疫力を大幅にアップし、インフルエンザの予防や、ウィルス性の肝炎やがんの予防にも役立つとされています。

 

また酸や塩分に強く、普通の乳酸菌なら強酸の胃液で溶けてしまうところを、その生命力の強さで余裕で腸までたどり着くことができ、しかも腸の中にとどまる時間も長いという特徴があります。

 

そして自分自身が善玉菌であるだけではなく、腸の中では乳酸等をたくさん発生させ、善玉菌が優勢になる酸性の環境を作り出します。悪玉菌は日々のストレスでも増加しますが、ラブレ菌をたっぷり摂っている体には、多少のストレスには負けないような強さが備わります。

 

また腸は消化器官であると同時に免疫器官でもあります。体内の末梢リンパ球のうちかなりの量が腸で作られていますから、腸内環境が整うということは、さらに免疫力がアップすることを意味します。

 

また腸内環境が整うと免疫機能が高まるだけではなく、体に回る毒素が減るので肌も健やかになり、またアレルギー症状も軽減していきます。さらにこの菌にはオリゴ糖などと同じくビフィズス菌を増やす働きもあります。

 

また血中の悪玉コレステロールを減らす働きもあるので、動脈硬化を防ぎ、ひいては高血圧や心臓疾患、脳梗塞などの予防にも役立ちます。まさに一人で何役もこなす、乳酸菌のスーパースターと言えるでしょう。

 

人間の免疫力は、20歳くらいでピークを示し、その後は年を重ねるほど低下していきます。高齢になるほどがんの発症率が高まるのも、免疫力の低下と深く関わっています。

 

また現代社会では、私たちは大気汚染や空調、温暖化等の環境による肉体的ストレスや、閉塞感の漂う社会や日々のせわしない生活からの精神的ストレスにさらされています。便利になったぶん運動不足の人も増え、メタボリックシンドロームも問題になっていて、加齢、ストレス、運動不足は、体の免疫力を奪ってしまいます。

 

その一方で、食生活の欧米化はますます進んでいます。日本人は昔から、味噌や漬物、お酒等、植物性の発酵食品を数多く食べて健康を維持してきたのですが、最近では家庭でも肉類中心の食事になりやすく、米離れ魚離れの傾向が続いています。

 

外では揚げ物の多い市販のお弁当やファストフードを食べることが多く、さらにポテトチップス等のスナック菓子の誘惑も待っています。

 

このように心身が弱くなりがちな現代人にとって、免疫力を上げることはとても大事です。インターフェロンを活性化し、腸内環境をしっかり整え、血中コレステロールを減らしてくれるラブレ菌は、貴重な自然からの贈り物です。

 

この植物性乳酸菌を食事から摂るには、すぐき漬けを食べるしかありません。しかも幼い時から継続的に食べていないと腸内にはなかなか住みつかないとも言われています。

 

漬物には塩分も多いですからヨーグルトのように一度にたっぷり摂るというわけにもいきません。やはりサプリメントかドリンク等から摂取するのがいいようですね。

 

免疫力の強い味方、日本生まれのラブレ菌

 


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